脱毛して毛が濃くなることがある!硬毛化ってなに?

脱毛して毛が濃くなることがある!硬毛化ってなに? について解説した記事です。 硬毛化しやすい箇所、毛の特徴などについてまとめました。 医療脱毛
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はじめに

脱毛した場所が、前より毛が濃くなった気がするんだけどそんなことある?

確率は低いけど、硬毛化といってレーザー脱毛をすることで逆に毛が濃くなることがたまにあるんだ!

どういう毛がなりやすいか、どの箇所が出来やすいかなど分かっていることもあるから説明するね!

こんにちは!ぱくぱくです🐼

脱毛したのに、毛が濃くなってしまったというご相談がたまにあります。

これは、レーザー脱毛のリスクの一つである『硬毛化』と言われる現象です。

実は、この硬毛化に対して効果がある治療法は今現在見つかっておりません

ではどうすれば良いのか、治らないのか、出来やすい体の箇所は決まっているのか、などの疑問に答えていきます。

硬毛化とは?

硬毛化とは、レーザー脱毛によって起こりうるリスクの一つです。

脱毛する前に比べ、生えてくる毛がより濃く太くなり、以前より目立ってしまう現象です。

メラニン色素が少ない産毛や薄い毛など、レーザー脱毛で効果が出にくい毛が硬毛化しやすいといわれております。

硬毛化の原因については、今現在解明されていなく、治療法もありません

では、レーザー脱毛して硬毛化した毛はもう脱毛出来ないのでしょうか?

硬毛化したら、出来ることはあるのでしょうか?

まずは、硬毛化しやすい箇所や、なりやすい毛のタイプなどについて説明していきます。

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硬毛化しやすい箇所と毛のタイプ

ヒゲ、ワキ、VIO、すね毛などのように、元々濃い毛が生えている箇所は、硬毛化が起きにくいと言われています。

ところが、顔(特に男性の濃いヒゲ以外)、上背部、肩、太もものように、薄めの毛が生えている箇所は、照射2~3回目くらいから硬毛化し始め、徐々に濃くなり6~7回目くらいで硬毛化の診断をするケースがあります。

硬毛化するかどうかは、使っている機械や、脱毛を受ける方の毛のタイプによっても様々であり、予測できません。

硬毛化してしまう方の割合は、諸説ありますが全体の1割程度と言われています。

また硬毛化しやすい方は、10~20代と若く毛が密集して生えている、体毛が全体的に薄い毛根が様々な方向を向いていて毛並みが一定ではない、毛根自体が深い場所に存在する、といった特徴があります。

上述した通り、今現在硬毛化に対する治療法はないため、クリニックによって様々な対策がなされています。

硬毛化したら脱毛出来ないのか?

「レーザー脱毛をした結果、肩の毛が硬毛化してしまった、ここはもうこれ以上脱毛出来ないのか?」といったご質問をいただく事があります。

結論から言うと、脱毛出来る場合もあります。

レーザー脱毛のみで頑張る場合

レーザー脱毛という方法のみを使って対処する場合、まずはレーザーの刺激を変えてあげる必要があります。

今までのレーザー脱毛から少し変化をつけるのです。

クリニックによっては、いくつかレーザー脱毛する機械を備えている場合があります。

その場合は、今まで使用していた機械とは違った種類を使ってあげることで変化を見ます。

それでも、硬毛化した箇所の脱毛効果がなかったり、場合によっては硬毛化の症状が悪化してきた際はレーザーの出力を上げます

このような変化をつけることで、脱毛出来る可能性は十分にあります。

ここまでやっても変化がなかったり、悪化する場合には、それ以上のレーザー脱毛はむしろマイナスになるため硬毛化した箇所の脱毛は諦めるしかありません。

硬毛化してしまった箇所の毛は、それ以上レーザーの刺激を与えなければ1年後くらいには脱毛する前の濃さくらい戻るともいわれています。

レーザー脱毛以外の方法

レーザー脱毛以外の方法としては、ニードル脱毛があります。

ニードル脱毛の場合は、毛根に直接極細の針を挿入し電気を流すことで毛母細胞を破壊して脱毛するため、硬毛化した箇所も十分に脱毛することが出来ます

ただし、現在、大手脱毛クリニックではニードル脱毛を行っている場所は少なく、全国的にみても徐々にニードル脱毛を取り扱うクリニックが減ってきているのが現状です。

ニードル脱毛を希望する場合は、クリニックを変えるなどの手続きが必要になる可能性があります。

また、ニードル脱毛はレーザー脱毛に比べて痛みをかなり伴うため、痛みに弱い方は少し大変かもしれません。

金額もレーザー脱毛に比べ高額になることが多いです。

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硬毛化した後の保障を事前に確認しよう

上述した通り、硬毛化になる人は多くありませんが、避けられないリスクの一つです。

自分は体毛が比較的薄く産毛の量が多いなど、硬毛化しやすい特徴を持つ方は、脱毛クリニックで契約する際に、硬毛化した際の保障があるかどうかを確認しましょう。

クリニックによっては、契約回数の脱毛施術が終わった後に硬毛化した箇所を無料で何回か施術してくれるところもあります。

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まとめ

今回は『脱毛して毛が濃くなることがある!硬毛化ってなに?』についてでした。

硬毛化とは、脱毛に行ったのに毛が濃くなり以前より目立つようになってしまう現象です。

現在、原因は分かっていなく治療法もありません。

硬毛化しやすい箇所や、しやすい毛のタイプがあります。

もし硬毛化した際は、クリニックに相談し“保障”がある場合は適応してもらいましょう。

機械を変えたり、出力を変えたりして変化をつけることが重要です。

また、硬毛化した箇所を確実に脱毛したい場合はニードル脱毛という方法もあります。

ただし、レーザー脱毛に比べ痛みが強く、料金も比較的高いことが多いです。

脱毛クリニックで契約する際に、硬毛化した際の保障と対応をしっかり確認しておくことが大切です。

ではでは!ぱくぱくでした🐼

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プロフィール
ぱくぱくってどんな人?
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こんにちは!
ぼくは、脱毛クリニックで勤務する30代の美容外科医です。
『脱毛まとめブログ』では、クリニックでの気づきや、脱毛に関するさまざまな疑問に答えられるブログ作りを目指してます。
ぼくが日々取り入れた知識や、診察時聞かれた質問などを皆さんに共有出来るように努めます。
そして、ぼくのブログが少しでもあなたのお力になれることを願っております。
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