はじめに
脱毛したいけど、痛みが心配で、、、
結構痛いんでしょ?
確かに、痛みがないというと嘘になるね!
もちろん人によって痛みの感じ方は違うから、一概には言えないけど!
どうしても痛みが心配な人は、麻酔クリームを使えるクリニックも多いから利用してみると良いよ!
こんにちは!ぱくぱくです🐼
脱毛に興味があるけど、痛みが心配で踏み切れない、という方が結構いらっしゃいます。
痛みはどのようなものなのか、どんな麻酔を使うことが出来るのか、について説明します。
脱毛の痛みとは?
脱毛には、エステ脱毛と医療脱毛があり、医療脱毛は医療レーザー脱毛とニードル脱毛に分かれます。
痛みのレベルは以下の通りです。
痛みの強さランキングで表すと、
- ニードル脱毛 強さ★★★★★
- 熱破壊式脱毛 強さ★★★☆☆
- 蓄熱式脱毛 強さ★★☆☆☆
- エステ脱毛 強さ★☆☆☆☆
って感じかな!
エステ脱毛が最も痛みが少なく、医療脱毛の中でもニードル脱毛が最も痛いです。
医療レーザー脱毛の中では、蓄熱式が強めの静電気がピリッとするような痛みで、熱破壊式は輪ゴムをパチンとはじくような痛みという表現が最も近いでしょうか。
このような痛みに対して、医療脱毛クリニックでは麻酔を使用することが出来ます。
麻酔は、完全に寝てしまう全身麻酔から塗るだけで痛みを軽減する麻酔クリームまで幅広く存在しますが、脱毛クリニックで使用しているのはほとんどの場合、麻酔クリームです。
麻酔クリームとは?
今現在、ほとんどの医療脱毛クリニックでは脱毛の痛み軽減のために麻酔クリームを使うことが出来ます。
この麻酔クリームは、脱毛する皮膚に塗り30分程度経つと麻酔効果を発揮し施術の痛みや不快感を軽減してくれます。
麻酔クリームは、1回あたりに使用できる最大量は成人で10gまでです。
皮膚に塗布して良い時間は60分と決まっているため、その前までに拭き取りましょう。
子どもに使用する場合は体重5㎏以下であれば最大で1gまで、5㎏~10㎏以下であれば2gまでと言われています。
10㎏を超えていれば、子どもであっても成人と同様に10g使用可能です。
麻酔クリームを塗った後は、密封法(ODT)といってラップで覆い麻酔が効くまで30分程度待ちましょう。
参考資料)エムラクリーム使用方法 Sato Pharmaceutical Co.
麻酔クリームの効果
麻酔クリームを塗布した後、30分程度経つと徐々に塗った箇所が痺れてボワボワとした感覚になります。
麻酔が十分に効いてから施術をすれば、痛みの感覚は鈍くなります。
ただし、前述した通り完全に痛みを取ってくれる麻酔ではないため、どれくらい痛みを感じなくなるかは個人差があります。
ぼくが麻酔クリームを使用しヒゲ脱毛をしたところ、塗らないよりは痛みが半減した印象でした。
7割くらい痛みが軽減したと言うお客様もいるため、効果は十分感じることが出来ると思います。
麻酔クリームの副作用
施術の痛みを軽減してくれる便利な麻酔クリームですが、当然副作用も存在します。
代表的な副作用だけでも押さえておきましょう。
- アナフィラキシー
- 意識障害、痙攣
- メトヘモグロビン血症
これらはいずれも頻度不明です。
ですが、全国の美容クリニックなどでまれにこのような副作用でお客様が救急搬送されたりするケースもあるためリスクは知っておきましょう。
メトヘモグロビン血症という病気は、血中で酸素を運ぶことが出来ないメトヘモグロビンが増えてしまう病気だよ!
先天性のものと、後天性のものがあるけど、後天性の場合は特定に薬剤の副作用や食べ物の摂取で引き起こされるんだ!
体に酸素が十分に行き渡らないため、頭痛、めまい、呼吸困難、チアノーゼ、意識障害を引き起こすよ!
麻酔クリームを使用できない方
麻酔クリームは痛みを軽減してくれて便利ですが、使うことが出来ない人もいるので確認しておきましょう。
絶対に麻酔クリームを使用してはいけないのは、次の2つの場合です。
- メトヘモグロビン血症の方
- 使用している麻酔クリーム(エムラなど)やアミド型麻酔剤に対して過敏症の既往がある方
次に、麻酔クリームを使用出来るけど注意しなければいけない場合は、次の通りです。
- G6PD欠損症の方
- 心臓疾患がある方
- 腎機能、肝機能障害がある方
- 妊婦、授乳婦
- 低出生体重児など
G6PD欠損症の場合は、メトヘモグロビン血症が発症しやすいと言われていて、心臓疾患がある場合はメトヘモグロビン血症になった際に症状が悪化しやすくなると言われています。
また、麻酔クリームの成分は腎臓や肝臓で処理されるため、腎機能、肝機能が悪いと中毒症状が起きやすくなります。
妊婦、授乳婦の場合は、リスクとベネフィットで有益性が上回るようなら使用できますが、美容施術においては、妊婦、授乳婦の方はまずやらないと思うので問題ありませんね。
低出生体重児の関しても、妊婦同様、美容施術には関係ありません。
麻酔クリームは自宅で塗れる?
脱毛クリニックの問診で、たまに聞かれるのが「時間がもったいないから、自宅で麻酔を塗ってから来たいんだけど出来る?」というご質問です。
結論から言うと出来ません。
麻酔クリームは、そもそも医師が常駐する医療脱毛を行うクリニックでしか使うことが出来ず、クリニックに来ていただいて看護師さんから麻酔を受け取りその場で塗ってもらう必要があります。
前述したような副作用が出た際に、すぐ対応できる環境が整っていなければ使用出来ないのです。
たまに麻酔が効かない人がいるって本当?
これは、本当です。
麻酔クリームが体質に合っていないと痛み軽減の効果が出ない場合があります。
また、痛みが強い人は、大体が太く濃い毛の方で、その場合毛根が皮下に達している可能性があります。
麻酔クリームは、皮膚に浸潤して聞いているため、皮膚の下の組織までは麻酔効果が届かなく、皮下組織の痛みの軽減げ十分に出来ない可能性があります。
麻酔効果が出るまで時間がかかる方もいるため、そのような場合は麻酔クリームを少しでも効かせるために、いつもより多めの時間(60分以内)塗布してから拭き取ることをオススメします。
どこに塗るべき?
これは、痛みの感じ方には個人差があるためなんとも言えないですが、基本的には太く濃い毛は脱毛レーザーでより痛みを感じるため、ワキ、VIOに使用する方が多いです。
男性の場合は濃いヒゲの場合、ヒゲ脱毛で痛みをより感じるため、ヒゲに麻酔クリームを使用する方が多いです。
いずれにせよ、1回の施術で10gまでしか使用できないため全身に塗ることは出来ません。
自分が普段一番痛みを感じている箇所に塗るようにしましょう。
まとめ
今回は『脱毛って痛い?どんな麻酔が使える?』についてお話しました。
脱毛クリニックで使用しているのは、ほとんどの場合は麻酔クリームです。
麻酔クリームは痛みを完全に遮断するものではありませんが、十分に軽減してくれます。
用法容量が決まっており、また、持病によっては使用できない場合もあるため、契約する際の問診で十分に確認しておきましょう。
よく塗られているのは、ワキ、VIOと男性の場合はヒゲです。
自分の痛みを感じやすい箇所に正しく塗って、なるべくストレスの少ない脱毛施術を行っていきましょう。
ではでは!ぱくぱくでした🐼
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